新海　康仁　(テノール)

山梨県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、および同大学院修士課程修了。
二期会オペラ研修所第５４期マスタークラス修了。研修所修了時に最優秀賞、及び川崎静子賞受賞。
文化庁新進芸術家海外研修制度でイタリア・カターニアに留学。
２００７年《オテロ》ロデリーゴ役でオペラデビュー。２０１２年《スペイン時間》のゴンサルヴェ役での二期会デビューでは天性の美声と確かな存在感を示した。その後も《マクベス》マルコム役や《ホフマン物語》ナタナエル役、プッチーニ《三部作》リヌッチョ/恋人たち役などで二期会公演に出演している。そのほか《ラ・ボエーム》ロドルフォ、《ルーチョ･シッラ》タイトル･ロール、《仮面舞踏会》リッカルド、《ファルスタッフ》医師カイウスなどを演じるほか、ベートーヴェン《第九》、モーツァルト《レクイエム》、ヘンデル《メサイア》、プッチーニ《グローリアミサ》、ハイドン《天地創造》などのテノールソロを務めるなど、活動の幅を広げている。
現在、東京藝術大学非常勤講師。 二期会会員。